恐るべし!岐阜のゆるキャラ!

奥さんの実家が岐阜にあるので、年末に岐阜でテレビを観る機会がありました。
そこで紹介されていた、いわゆる「ゆるキャラ*1は、これまで知っていたものも含めて、ハイレベル(!)なものだったので、他の人にも知ってほしいという意味で取り上げます。*2

ヤマリン

google:image:ヤマリン
今年誕生した「第30回 全国豊かな海づくり大会」の岐阜県公式キャラクターです。
http://www.pref.gifu.jp/pref/s11438/umisite/index.htm
岐阜の自然を表しているし、造形もとても良いと思うのですが、やはり名前がちょっと・・・という気がしてしまいます。
Wikipediaでも、そこに配慮した記述がされています。気にならない人はスルーしてください。

2009年4月に行われた一般公募の中から選ばれた。作者の女性によると、ヤマリンとは山と海(マリン)からとった造語である。顔が山の形をしており飛騨の山並みを、顔に県花であるレンゲを示し、体は青と水色の縞模様で長良川の清流を、足は豊かな海を示している。「ヤマ☆リン」とするのが望ましい。

ゲロッピィ

google:image:ゲロッピィ
下呂警察署のキャラクターです。
http://www.pref.gifu.lg.jp/pref/s28122/geroppy-gpm.htm
これも2009年デビューとのことで、夏に岐阜に行ったときに初めてテレビで見て衝撃を受けました。
ネーミングについては良いと思います。これを笑うと下呂温泉など、地名そのものの意義に関わってくるので、むしろしっくり来ます。
問題は着ぐるみの造形と動きです。
着ぐるみは、なかなか予算を削っている感がアリアリで、仕方のない面もあります。秋田のネイガーなんかと比べては可哀そうです。
しかし、「中の人」の動きはどうでしょうか。猫背とメタボ体型でがに股。かっこ悪い日本人中年男性の粋を集めたような素晴らしさに衝撃を受けます。逆に、この人しか出せない味である気がします。

やなな

google:image:やなな
そして、今回、わざわざブログで取り上げようと思ったのは、この「やなな」がいたからです。
柳ヶ瀬商店街の「非」公式キャラクターとのことですが、背景等はしっかり作り込んであります。

柳ケ瀬アクアージュに住む人魚「やなが せいこ」は、ある時人間のながせ君に恋をしましたが、

西の魔女に魔法をかけられ、ゆるキャラやなな」になってしまいました。

魔法で虹の海まで飛ばされてしまった「やなな」は、再びながせ君に会うために一路柳ケ瀬を目指します。

途中長良川出身のアユミ(鮎)に会い、長良川まで案内してもらいました。

様々な困難を乗り越え、果たしてやなななは故郷柳ケ瀬に帰れるのか?

そして、本当の姿を取り戻せるのでしょうか??

やななは、顔のみが隠れているキャラクターなのですが、顔を覆っているのが、明らかに段ボールなのが特徴です。(ブログがありますがタイトルが「段ボールでごめんなさい…。」です→http://yanana87.blog49.fc2.com/
そして、ゲロッピィ以上に動きが凄いので、物凄く「中の人」が気になります。明らかに素人ではなく、演劇などの仕事をされている方なのでしょうか。見せ方を分かっています。
動画は沢山上がっており、どれも面白いのですが、例えばこんなの。

年末のLife*3でも似た話題がありましたが、こういうゆるキャラを起点にして、経済が盛り上がってくるといいと思います。
というか、自分も、次回、岐阜に行くときには、上に挙げた3者が集うイベント等を狙って行きたいです。
特に、やななは、週末に柳ヶ瀬商店街をブラブラしているみたいなので、ポーズを決めて写真とりたいですね。

*1:本来「ゆるキャラ」は、自称する言葉ではない気がするので、ニュース番組などで「ゆるキャラ」と紹介されていると違和感がありますが・・・

*2:埼玉県のマスコットキャラクター「コバトン」は最近ようやく好きになってきました。浦和の「うなこちゃん」は大好きです。

*3:いつものです→http://www.tbsradio.jp/life/index.html