秋保温泉に足を伸ばす

秋保のホテルクレセント*1が良い場所だという情報を妻が仕入れたので、家族3人で日帰り温泉に行った。到着してわかったのだが、日韓ワールドカップのときにアルゼンチンチームが宿泊先に使った場所だという。すぐ脇に切り立った崖に挟まれる名取川が流れ、チャペルも併設されており、なかなかの雰囲気を持ったホテルだった。温泉へは、日頃面倒を見てもらっている分、僕が陽太を引き取り、二人で入ることに。11時頃行ったこともあり、男湯はほとんど二人で独占できたのであった。
湯が少し熱めだったので、陽太はほとんど外にいた。外で、高く積みあがった「たらい」を下ろして並べなおすという作業に熱中していたので、僕が元の場所に積み上げ直す。しかし、ゴンベが種まきゃカラスがほじくる、の要領で、いくらやっても「たらい」はバラバラのまま。面倒くさくなったので放っておくと、陽太も飽きたらしく、たらいで風呂の湯をくみ出す遊びが始まった。
そうやって外で遊びつつも、ときどき風呂に入れながら30分くらいいたかもしれない。そろそろのぼせてきたのか、陽太の方でも外に出たいというので浴室の外に出る。
実は、この場所で、ある一つの重大な疑惑を確かめることができるのだ。
僕は後戻りできない決意を胸に、その場所に向かったのだった。(続く)